マスクの長期着用で“マスク老け”していませんか?
コロナ禍において一番大きい生活の変化は、マスク着用が日常的になったことではないでしょうか。
そんな中「マスク老け」というワードを耳にするようになりました。
マスク生活の長期化によって、肌のバリア機能が低下し、肌が炎症を起こしたり、摩擦による色素沈着が起きたりといった報告が多く寄せられています。
こういった肌ダメージは放っておくことで、シワやたるみなどの肌老化を加速させる原因になりかねません。
特に口周辺の皮膚は薄く、シワができやすい場所です。
いざマスクを外した時に「マスク老け」なんてことにならないようにするためには、毎日のケアがとても重要となります。
今回は口元のシワについてお話します。
口元のシワの種類
口元のシワは大きく分けて4つの種類があり、それぞれ原因も対処法も異なります。
(1)口周辺の細かい乾燥ジワ
唇の上部に細かく無数に生じるシワです。乾燥や紫外線ダメージの蓄積によって現れます。
口周辺は皮脂が出にくいことから特に乾燥しやすい場所です。乾燥により角質細胞が破壊されることで、皮膚のハリや弾力が失われ、細かい溝ができることでシワとなってしまいます。また、紫外線A波はコラーゲンやエラスチンなどの成分にダメージを与え、肌のハリや弾力の保持能力を低下させ、シワの直接的な原因にもなります。
【対策】
徹底的な保湿を心がけ、朝晩だけでなく日中もこまめに保湿ケアを行いましょう。秋冬も紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。
(2)あごの梅干しジワ
口を閉じた時、あごに生じる梅干しの表面のような模様をしたシワです。
下顎の「オトガイ筋」という筋肉に余分な力が入っているためにできる表情ジワで、歯並びが悪い人や口輪筋(口周辺の筋肉)が弱い方は、口を閉じるためにオトガイ筋に余計な力を入れる癖があるため、この梅干しジワができる確率が高いとされています。
【対策】
口輪筋を鍛えるエクササイズを行いましょう。空のペットボトル(やわらかめ)を口にくわえて吸ったり吐き出したりするトレーニングが有効です。
(3)唇の縦ジワ
乾燥や加齢によって、唇の保水力が落ちることによって生じたシワです。
唇の縦ジワが目立つと口紅が映えずに、逆に老けた印象を与えます。
【対策】
お肌同様に保湿対策、紫外線対策を強化しましょう。リップクリームなどで油分を補うことも大切です。唇のパックなども有効です。
(4)マリオネットライン
唇の両脇から顎の方向に伸びる2本のシワのことです。腹話術に使われるマリオネット人形が呼称の由来です。マリオネットラインは口元のシワというよりは、皮膚や筋肉のたるみが原因でできた溝に該当します。
【対策】
皮膚と筋肉のたるみ改善を行うことで薄くなりますが、溝が深い場合は美容医療クリニックでの治療がおすすめです。
美容医療クリニックの口元のシワ治療
ご紹介したスキンケアやトレーニングは効果を感じるまでにある程度の時間を要します。また、深く刻まれてしまったシワや溝はセルフケアだけではなかなか改善されません。
その場合はぜひ美容医療クリニックでの治療をお試しください。
当院では、ボツリヌストキシン注射やヒアルロン酸注射などの注入治療や、肌のハリや弾力アップを目指すアンチエイジング治療を各種ご用意しています。
患者様お一人お一人の肌状態にあったシワ治療をご提案いたします。
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任