夏が終わったのに肌がベタついている・・・
吹き出す汗と皮脂に悪戦苦闘した夏がようやく終わったのに、
「肌のベタつきがおさまらない!」
「秋に入って大人ニキビが増えてしまった!」
・ベタつきを気にして何度も洗顔をしていませんでしたか?
・お化粧直しで、あぶらとり紙を頻回に使っていませんでしたか?
・スキンケアを化粧水だけで終わらせていませんでしたか?(乳液を省略)
実はこれ全てお肌にとって良くないNG習慣です。
特に「大人ニキビ」の悩みを抱えている方にとっては、マイナスの行為。
よかれと思って行っていたスキンケアが「大人ニキビ」を悪化させてしまったかもしれません。
皮脂バランスと「大人ニキビ」の関係について正しい知識を身につけましょう。
「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」
まず、ニキビには「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」があります。「思春期ニキビ」は成長期に皮脂分泌が活発になり、皮脂が毛穴につまることで、アクネ菌が繁殖し発生します。ホルモンバランが整ってくる20代前後で自然と消滅していくのが特徴です。
対して「大人ニキビ」は、成人してもなくならないニキビ、もしくは成人してから初めてできたニキビです。
原因は食生活の乱れ・飲酒・喫煙・ストレス・質の悪い睡眠・間違ったスキンケア・合っていない化粧品・ホルモンバランスの乱れ と多岐にわたると言われていますが、実は大人ニキビは「乾燥が原因」で出来るものがほとんどです。
肌乾燥が「大人ニキビ」を悪化させる
「自分はオイリーな肌質」と思い込んでいる人に限って、実は肌が乾燥している場合が多くあります。
なぜなら「大人のオイリー肌」の原因は、肌内部の水分や皮脂の量が減ってしまったために、自らを守るために水分を補おうと皮脂を過剰分泌させるという、肌の防衛本能によるものだからです。
オイリーの原因が「乾燥」であることに気付かずに、夏の間、間違ったスキンケア(頻回洗顔・あぶらとり紙の使いすぎ・乳液の省略)を続けて来た人の秋の肌は、乾燥により砂漠化している可能性が高いのです。
しかもこれから迎える秋冬に出来る「大人ニキビ」は治りにくいのが特徴。乾燥で過剰分泌した皮脂が角質となるため、ニキビは固く、膿みも濃厚で治りにくく、痕が残りやすくなってしまいます。
大人ニキビを改善するスキンケア
大人ニキビ改善に必要なスキンケアは肌の保水力を高め、乾燥を改善することです。
ポイントはたった2つ。
「洗顔をやり過ぎない」そして「十分な保湿」この2つがとても重要です。
洗顔の回数は朝夕の2回で十分。強くこすらずに、泡立てた泡でやさしく包み込むように洗いましょう。(ただし、最初から泡になって出てくるタイプの洗顔料は界面活性剤が多く含まれているのでNG)脱脂力の強い洗顔料や、温度の高いお湯での洗顔は肌のバリア機能まで洗い流してしまうのでやめましょう。
32度〜35度のぬるま湯がベストです。
お風呂上がりは肌の内側の水分の蒸発を防ぐために、10分以内に保湿をしましょう。
化粧水をたっぷりハンドプレスで肌に浸透させ、必ず乳液や保湿美容液などで水分を閉じ込めましょう。
繰り返す「大人ニキビ」や消えない「ニキビ跡」は美容医療クリニックにお任せください!
なかなかセルフケアだけでは改善がみられない「大人ニキビ」には美容医療クリニックでのプロのニキビ治療をおすすめします。
当院では患者様の肌質に応じた「ニキビ治療」「ニキビ跡治療」を行っています。
ダーマペン
皮膚表面に沢山の微細な刺傷を作ることで、人が本来持つ治癒力を引き出し、コラーゲンを増殖させ、皮膚を再生する治療です。
目元の小ジワ、ニキビ跡、妊娠線、傷跡、毛穴の開きなどの改善に効果を発揮します。
ピコフラクショナルレーザー
肌質を若返らせるレーザー治療です。お肌のツヤやハリを蘇らせ肌質を改善します。またニキビ跡や傷跡の改善にも効果を発揮します。
Wピーリング
このピーリングは、皮膚にピーリング剤を塗布し皮膚に滞った古い角質を酸の力で取り除く治療です。
主に活動性のニキビや皮脂過剰の方に適しています。
気になる部位に全治的にピーリング剤を塗布しその後活動性のある赤い部分に濃度の濃いピーリング剤を塗布しwのピーリング剤で治療します。
徐々にニキビが出にくい肌になり赤みが治まってきます。
最初は、月2回位を目安に治療します。落ち着いてきたら月1回にペースダウンします。
ご自宅でのホームケア専用のソープのご用意もございます。
当院では、患者様の肌質をカウンセリングによって見極め、患者様に一番適した治療法をご提案します。
まずはお気軽にご相談にご来院ください。
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任